車庫証明を取得するまでの流れを大まかにみていきましょう。まずはじめに、最寄の警察署に出向いて、車庫証明に必要な書類をもらいます。車庫証明に必要な書類は無料でもらえますので、記入ミスを考えて余分に書類をもらうことをお薦めします。
地域によっては、書類をもらう時に印鑑が必要な警察署がありますので、念のために印鑑を用意しておきましょう。
- 車庫証明に必要な書類をもらったら、書類に必要事項を記入していきます。
- 書類の記入が完了したら、車庫証明に必要な書類をもらった警察署へ提出します。
- 車庫証明の書類申請が通過したら証紙を書類に貼り、再度書類を提出します。
証紙の料金は地域によって多少異なりますが、2,750円位を目安にされたら良いでしょう。
尚、車庫証明の書類に貼り付ける証紙は、警察署の窓口で購入できます。
書庫証明申請の流れは以上です。
車庫証明取得申請前の注意点
書庫証明取得の前に、あらかじめ車庫を申請する駐車場を決めていると思いますが、車庫を申請する駐車場が十分な駐車スペースが確保できているか確認してください。
一戸建てなど、十分な駐車スペースがあれば問題ないですが、車庫を申請する駐車スペースが1台分しかなく、既に家族が車庫として使用している場合、車庫証明の申請ができない恐れがあります。また、自宅と駐車場の距離が2km以上離れている場合も車庫証明の申請ができませんので注意してください。
車庫証明を申請する駐車場が、アパートやマンションである、または借りている駐車場の場合は、その駐車場を管理する管理人もしくは会社に車庫証明取得のための、「保管場所使用承諾証明書」の発行を依頼する必要があります。
この取得には数日かかることがあるので、事前に管理人もしくは管理会社に電話で確認した方が良いでしょう。
車庫証明取得申請後の注意点
まず、車庫証明の申請書を提出したからといって、即日に車庫証明は取得できません。
車庫証明の取得は地域によって異なりますが、車庫証明の申請書を提出した日を含めて4日後位になります。
また、車庫証明取得の申請が下りたら、書類をもらいにもう一度警察署へ行くことになりますので、それに併せたスケジュールを計画しましょう。
その他、車庫証明取得を申請する書類に車体番号を記入せずに提出された方は、車庫証明を提出した日から4日後以降でないと、車体番号が追加記入できませんので気を付けて下さい。
車体番号を記入していない場合は、車庫証明を提出した日から4日後に車体番号を追加記入して翌日書類をもらいに行くことになります。また、車庫証明をもらうときは、印鑑が必要になりますので忘れずに持参しましょう。
インターネットでの車庫証明申請などの手続きについて
平成17年より、神奈川県・東京都・愛知県・大阪府をはじめとして、車庫証明取得などの自動車手続インターネットを通じて行えるようになりました。
インターネットで自動車に関連する手続きを行える事項として、車庫証明の申請、自動車の検査および登録申請、自動車重量税の納付手続き、自動車取得税および自動車税の申請などが挙げられます。
インターネットで手続きを行う場合に必要な機器などは以下の通りです。
- インターネット接続が可能なパソコン
- 手続きに必要となる添付書類を読み込むためのスキャナー
- 公的個人認証が付いている住民基本台帳カードとカードリーダー
- 各種税金や手数料を振り込む目的で使用するネットバンキング登録されている金融機関の口座
機器が揃っている方は、自宅でネットで手続にチャレンジしても良いでしょう。