車庫証明の申請は、駐車場を管轄する警察署の窓口で行いますが、各都道府県で申請用紙や手続方法、手数料が若干異なります。
ここでは、熊本市での申請手続きをご紹介します。
まず、警察署に4枚綴りの申請用紙が備えてありますので、申請用紙を取得します。(無料です)
申請用紙はどの警察署でも同じですので、どこで取得しても構いません。県外の様式でも使用可能です。
→熊本県警察の自動車の保管場所証明申請のページからダウンロードできます。
また、申請用紙とは別に、駐車場が賃貸の場合は「保管場所使用承諾証明書」、自己所有の場合は「保管場所使用権限疎明書面(自認書)」、その他、「保管場所の所在図・配置図」の書類も一緒に受け取ります。
上記の書類が揃いましたら、申請用紙(4枚綴り)に必要事項を記入し、個人の場合は認印を、法人の場合は代表者印を4枚ともに押印します。
申請者は、所有者ではなく使用者です。
所有者と使用者が異なる場合は、使用者の住所氏名の記入となりますので注意しましょう。
住所は住民票(または印鑑証明書)と同じ記載となりますので、マンション名が入っているか等を確認して記入します。
保管場所使用承諾証明書の作成
不動産会社が管理している場合は不動産会社が記名押印してくれますので、不動産会社に問い合わせましょう。(不動産会社によっては有料の場合があります。)
使用期間は、申請日が含まれていれば契約書と同じにする必要はありません。
保管場所使用承諾証明書は、駐車場の賃貸契約書がある場合には、駐車場の住所、期間、貸主借主が分かる箇所をコピーすることで代用も可能です。
駐車場が自己所有の場合は、ご自身で「保管場所使用権限疎明書面(自認書)」を記入し押印してください。
保管場所の所在図・配置図の作成
ゼンリンやその他のマップなどを使用しても構いません。
配置図には、駐車場の入口や駐車場の幅、長さなどを記入しましょう。
申請から車庫証明取得まで
全ての書類が揃いましたら、駐車場の住所地を管轄する警察署の窓口で申請します。
受付時間は、8時半からお昼(12時~13時)を除き16時までです。
熊本市の手数料は2,750円、証紙は貼らずにその場で現金で支払ます。
これで申請手続きは終了です。
申請内容に問題が無ければ、翌々日の14時(または14時半)以降に交付となります。
申請に1日、受け取りに1日かかりますので、お仕事をされている場合、平日2日お休みする必要があります。(申請に不備があった場合、警察の方から電話があります。)