現在、自動車のナンバープレートには自分の希望する4桁までの番号を指定することができます。
この番号は記念日でも自分の好きな番号でも大丈夫ですが、人気の高い「1」「1111」直近の年号「2019」など一部の番号は抽選制になっているので、変更するためは抽選に応募する必要があります。
この抽選対象である番号は管轄によって異なります。
このナンバー変更自体は転居などが無くとも、ナンバーだけ変えるのも可能です。
そのため、時折お子様の誕生や結婚記念日などで変更される方もいらっしゃいます。
この希望ナンバーの手配時には電話での依頼であった場合でも必ずファックスやメールを用いて明確に番号を確認しておく必要があります。
これは一度希望番号の申請を行うと当日いざお客様がいらして手続きする日にすぐに修正することができるものではないからです。
特に電話など言った言わないというトラブルを避けるためにもしっかりと番号の確認は相互確認の証拠を残すようにしましょう。
熊本の抽選対象ナンバー
この希望ナンバーへの変更手続きは一定の日数を要します。
抽選対象のナンバー申請
抽選に要する日程(申込みのタイミングでは異なりますが通常最長5営業日)
- ペイント式ナンバープレート発行:4営業日
- 字光式ナンバープレート発行:5営業日
- 図柄入りナンバープレート発行:10営業日
最近ではオリンピックをテーマにしたものが人気で、よく見かけるかと思います。
他にも都道府県ごとに地域の特色を活かした柄が出ており、人気があります。
なお、図柄入りのナンバープレートでは最低1000円の寄付金が必要になります。
ナンバープレート変更の申請は標板協会の受付にあるパソコンを使ってからの申請になります。
申請自体はオンラインでも可能ですが、費用の振込が必要になるので、遠方でない限り標板協会へ行った方が早いです。
受付のパソコンにはバーコード読取機があります。
その読取機でナンバープレートを変更する車の車検証にあるQRコードを読み取りすると、どの車の手続きをするのか情報を読み取ります。
実際に車検証右下にあるQRコード
ナンバー変更の場合は表示される登録済みの情報に寄付情報と変更希望のナンバーを入力すると変更申請書が作成されます。
印刷された申請書に所有者や申請者の情報をボールペンで補記して窓口へ申請、費用のお支払いをします。
寄付金とナンバープレートの費用はそれぞれに領収証が発行されます。
今回は図柄入りの希望ナンバーなので、交付可能年月が第10営業日後になっています。
有効期限は1ヶ月しかないので、この間に手続きを完了させる必要があります。
ナンバープレートの変更だけでも陸運局の窓口で必要書類の確認が必要です。
ここに書類を提出して、チェックしてもらい問題なければ標版協会へ行くように言われます。
新しいナンバープレートが出来上がりましたら、車両を持ち込み古いナンバープレートを外して、「廃棄標番返納書」を記入してから提出し、交換に新しいナンバープレートを受け取ります。
これで希望ナンバーへの変更は完了となります。